2016年度のブログ運営を振り返って

えー、月並みな主題で恐縮ですが、今年はワタクシにとって、ブログ運営上の大きな変化と転換が訪れた年だったので、取り急ぎ報告申し上げる次第です。


2016年の大きな変化や成果は、以下の通り。

①AdSenceの一ヶ月間の収益が過去最高額に達した
②テンプレートの変更に明け暮れた結果として視えてきた「意味のあるカスタム」と「無駄なカスタム」の違い
③SNSでの交流で気付いた「伸びるブロガー」と「消えていくブロガー」

AdSenceの月間収益が過去最高額に達した件

ハッキリ申し上げてしまうと、これまではワタクシが運営する全てのブログを合わせても、AdSenseが毎日クリックされるなどという事は一度としてありませんでした。

ところが、今年も最後の最後、12月に入ってから急にAdSenseが毎日クリックされるようになり、本日31日を迎えた時点で月間収益が過去最高額に達しました。

一体、何が原因でこのような急変が起こったのでしょうか??
現時点で「あっ、そういえば…」と思い当たる点は、以下の二つです。

・いわゆる「記事下ダブルレクタングル」を廃止した。
・記事タイトル下に「リンクユニット」を導入した。

記事下ダブルレクタングルの時代は終わった??

誰が、いつ頃から最初に始めたのかは判然としませんが、記事本文の最後に336×280(もしくは300×250)サイズの「レクタングルユニット」と呼ばれるAdSense広告を二枚並べる、通称「記事下ダブルレクタングル」と呼ばれる手法は、今や個人のブログだけでなく大手のニュースサイトやポータルサイトでも導入されるほどの「定番中の定番」となりました。

しかし、その普及率とは裏腹に「思っていたほどクリック率は高くないのでは…」と、懐疑論を口にするブロガーがチラホラと居た事も事実です。
AdSense 記事下ダブルレクタングルを採用して収益減少した
http://easyrunner.jp/archives/20150814/7462

ダブルレクタングル広告の効果を検証
http://www.ads-labs.com/article/5073077931081728

もちろん、ワタクシが所有するブログに於いても記事下ダブルレクタングルを採用してはいましたが、先述の通り、それらが毎日クリックされる事はありませんでした。

そこで、記事下に関しては以前の「レスポンシブユニット1枚」に戻すか、もしくはソーシャルボタン群の方を目立たせる為に敢えて「広告なし」にして、その代わりに記事タイトルの真下にリンクユニットを配置して「関連するキーワードで攻める」という戦略戦術に打って出る事にしました。

記事内容に関連した広告キーワードを
表示してくれる「リンクユニット」

また、サイドバーに広告を配置する事に関しては「今やほとんどクリックされないようになった」という見解が定説となりつつありますが、その中でも唯一、例外的に効果が高いのが300×600サイズの通称「ラージスカイスクレイパー」であるとの意見が見受けられましたので、こちらも試験的に導入してみました。
アドセンス貼り放題になったから言っておく。一番稼げる広告は「ラージスカイスクレイパー」であることを
https://love-guava.com/blog-adsense-large-skyscraper/

【ご注意】
300×600サイズのAdSense広告がスマートフォン画面に表示されてしまうと規約違反になり、即座に広告の配信が中止されます。
最悪の場合はアカウントが削除される可能性もあるので、「レスポシブデザイン」のブログテンプレートを利用している方はCSSの「display:none」等を利用して広告コードを囲み、スマートフォンから閲覧された場合は非表示になるように設定する必要があります。

なお、各端末からの広告の見え方を検証するには「Responsinator」を利用するのがオススメです。

そして迎えた本日12月31日、AdSenseの管理画面を恐る恐る開くと…

【ご注意】
上記の画像はAdSenseの利用規約に抵触しないように一部の数値を塗り潰してありますが、それでもなお、Google側から警告が来た場合は速やかに削除致しますので、予めご了承ください。

驚いた事に、PC画面にしか表示されない「ラージスカイスクレイパー」が「記事下レスポンシブ」よりも僅かに多くクリックされており、なおかつ、「タイトル下リンクユニット」がその二つを三倍近く引き離すという結果になっておりました。

もちろん、上記の結果はワタクシが利用している各ブログサービスの、ワタクシが利用している各テンプレートの範囲内の話であり、他のブログサービスやテンプレートを利用した場合にも同様の結果を保証するものではありません。

また、広告の「トータルなクリック数」という事に関しては、たとえ広告の配置を変えなくてもPV数さえ上昇すれば、それに比例して高くなる可能性はあります。

しかし、広告の「PV数当たりのクリック率」という事に限って言えば、広告の種類や配置を変えない限りは大きな向上は望めませんので、AdSenseの収益が全く上がらずに悩んでいる方は、上記を参考にして配置を見直してみて下さい。

意味のあるカスタムと無駄なカスタムの違い

また、2016年はテンプレートの変更に明け暮れた年でもありました。
もちろん、それは検索流入数や滞在時間のアップを目的として「良かれ」と思って実施した事ですが、結論として申し上げられるのは…

「大した変化は無かった」という、身も蓋もない答えですorz

しかし、冷静に考えてみればそれも当然で、ドメイン歴や被リンク数、あるいは適切な見出しタグの配置やキーワードの自然な分布など、検索エンジン側がウェブページを評価する基準は内部要素、外部要素共に多岐に渡っており、それらの要素の中でテンプレートの変更が影響を与える比率はそんなに多くはありません。

では、テンプレートの変更が大きな意味を持つようになるのは、どんな場合か?
それは、主にリピーターの獲得です。

つまり、

一度訪れた訪問者が、後で再び訪れる気になるか?
その為にブックマークしてくれるか?

という心理的な要因に係わる部分が大きいので、それこそ「ウェブライティング」などよりも遥かに複雑な「デザイン心理学」の範疇に踏み込んでしまいます。

さすがに、これまで文章しか書いてこなかったワタクシが心理学の博士論文級のテーマに挑むには、まだまだ多くの時間を必要とするでしょうww
従って、全体的なテンプレートをいじくり回すのは一旦終了し、2017年は初心に帰って「自分の好きな分野と読者のニーズが重なる部分を探す」事をテーマにしたいと思います。

…で終わってしまうと、このブログの大半の読者は納得しないですよねww

なので、全体的なテンプレートの変更とは別の部分でチョコチョコと試した局所的なカスタムの中で、「一応の効果が認められたもの」と「全く効果が認められなかったもの」を、それぞれ挙げてみようと思います。

一応の効果アリ

・サイト全体のイメージカラーが何であれ、アンカーテキストの色は青系統で統一する
・雑記ブログに関しては、フォントサイズを専門ブログよりも更に大きく設定する
 (例:専門ブログが16pxなら、雑記ブログは18px)

「アンカーテキストの色を青系統で統一するとクリックされやすい」という事は、以前から定説として言われていました。
クリック率が高くなるテキストリンク色があった!?文字リンクは青なのはなぜ?
http://sorasfocus.com/afili/892/

その説に乗っかるのは個人的に抵抗があったので、チョコチョコと他の色も試してみたのですが…「たかがリンク色」一つであれ、膨大なデータの中から導き出して決定しているGoogleやYahoo!の事例に抗う事はできなかったというのが結論であります。

また、フォントサイズに関しては、訪問者が自ら積極的に情報を探しに来る専門ブログの場合(特に検索からの流入の場合)であれば、文体に多少の読みづらさがあっても最後まで読んでくれる傾向は強いですが、訪問者の目的が「ヒマつぶし」の場合(特にTwitterなどソーシャルメディアからの流入の場合)、文体の読みづらさは「即離脱」に繋がりますので、雑記ブログの場合(特にオンリーの場合)はフォントサイズを今までよりも大きくした方が、滞在時間のアップに大きく貢献するでしょう。

全く効果ナシ

・サイドバーの「新着記事」や「人気の記事」の表示件数を増やす

これに関しては「ですよねぇww」といったところではあります。
レスポンシプ対応のテンプレートの場合、PC画面のサイドバーに相当する部分は、スマートフォンから閲覧するとメインカラムの下へと移動させられます。

なので、スマートフォンから閲覧しているユーザーがメインカラム(トップページであれ記事ページであれ)を一通り眺めて「特に面白い記事は無さそうなブログだな…」と感じてしまうと、更にその下にある「新着記事」や「人気の記事」のリストにまでは、なかなか指を滑らさないのではないかと推測されます。

これも、身も蓋もない話になってしまいますが、今やブログメディアは「ファーストビューの印象で全てが決まる」という事態を迎えつつあると言えるでしょう。

伸びるブロガーと消えていくブロガーの違い

これは主に、ワタクシがTwitterで日々交流している他のブロガーさん達の人間的な「姿勢」に大きく関係する事柄ですので、ブログ自体の内部施策とは直接の関係はありません

しかし、どのようなテーマ(雑記系や専門系など)であれ、あるいはどこのブログサービスを利用しているのであれ、PV数と収益を右肩上がりに伸ばしていったブロガーと、いろいろな事を言ってはいたものの、ある日を境にパッタリと更新が途絶えて「あっ、終わったな」と思ったブロガーの間には、決定的に違う要因が認められました。

伸びるブロガーの特徴

・商品やサービスを実際に購入した上でレポートする「レビュー記事」が多い
・雑記系であっても「料理」や「カメラ」などの分かりやすいメインテーマがある
・語彙量が豊富で、なおかつ「うるささ」を感じない範囲にコントロールされている
・何かを批判する場合でも必ず問題を論理的に整理し、自分個人だけではなく「全体にとって不利益である」事を立証する姿勢で書いている

これに関しては実際に「代表選手」をご紹介致しますので、この記事をご覧の皆様には、ご自分の目で「他との違い」を確認して頂きましょう。
・実際に購入した上でのレビュー代表 うぃる選手
腰痛に悩んでいた私のPC作業を快適にしてくれた「ソファ座椅子」をご紹介します
http://hrktksm.hatenablog.com/entry/2017/01/16/125326

・分かりやすいメインテーマ代表 ポニョ選手
石垣島と宮古島どっちがおすすめ?リピーターが島ごとのメリットデメリットを答えてみるよ。。
http://www.drinkerlife.com/entry/isigakijima-vs-miyakojima

・語彙量豊富代表 みるおか選手
【おすすめマンガ】勉強になるのに超面白い学習漫画を厳選してみた【科学・社会・歴史・職業などのマンガまとめ】
http://www.recomtank.com/entry/study-comic

・誠意あるオピニオン代表 Shin選手
クラウドファンディングを汚すのはマジで止めて欲しい
http://www.outward-matrix.com/entry/2016/07/25/163000
上記の代表例を見て「はてなブロガーばっかじゃんよ!?」と思われた方も多いでしょう。
「他にも良いブログはいっぱいあるのに、偏ってるんじゃない??」と言われても致し方ありませんが…それに関しては下記の如く釈明させて頂きたいと思います。

えー、ワタクシも一応、自分のブログの更新が疎かになるぐらいの時間を費やして、毎日何十、何百という数の他人のブログを追っておりまして…

そんな活動を二年以上も続けて、フタを開けてみれば「あれまぁ、はてなブログユーザーばっかじゃんよ!?」と驚いているのは、何を隠そうワタクシ自身であります。

こればっかりは「株式会社はてな」が、他のブログサービスには無い独特のシステム(はてなブックマーク等)を提供して「意欲ある書き手」を取り込む事に成功した…と結論せざるを得ません。


もちろん、ワタクシとて何事に於いても「一強支配」という状態は好きではありませんので抵抗(?)を試みる所存ではありますが、彼らの華々しい活躍を羨ましいと感じる方、PVに於いても収益に於いても短期間で成果を出したい方は、素直に、はてなブログに移籍することをオススメ致します。

消えていくブロガーの特徴

・社会に対する不満の吐露や人間関係の愚痴など、個人的で、なおかつネガティブな内容の投稿が多い。
・極端に小さいフォントサイズや無駄にカラフルな色使いなど、記事自体の「読みやすさ」に対する配慮が無い
・文章中の言葉遣い「だけ」は丁寧だか、コンテンツ全般に創意工夫が無く「有益性」も「面白味」も共に感じられない

ブログメディア特有の「真面目な内容の記事が必ずしも好評を博すわけではない」という厳然たる事実から、我々は目を逸らす事はできません。

もちろん、ワタクシも「ナントカハヤト」のように特定の社会層を挑発して、愉快犯的にPV数を集める運営スタイル(いわゆる炎上芸、煽り芸)は好きではありませんし、皆さんにも真似して欲しくはありませんが、さりとて、他の人のブログを読んでいて「真面目なのは結構だけど、何の面白味も無いなぁ…」と感じる事が多々あるのも確かです。

相関が認められなかった要素

・雑記系と専門系
・記事の更新頻度
・実名と匿名
・会社員とフリーランス
・単独ブログと複数ブログ

これらは全て「実際、どちらが有利なのか??」と定期的に話題に上る事柄ですが、上述した「伸びるブロガー」と「消えていくブロガー」の双方に認められるので、やはり、社会性や各個の方法論の問題ではなく、その人自身の総合的な「姿勢」の問題であると結論できそうです。
ブログで実名と顔を出して1ヶ月のビフォーアフター検証
http://winfriede.com/information-disclosure/

特に「記事の更新頻度」という点に於いては、今でも「毎日更新を!」と盲目的に唱えている人達もいますが、月に5~6回程度の更新頻度でも着実に訪問者を増やしているブログも多いので、結局は読者が望む情報を、質と量の双方に於いてバランスよく提供できているかが鍵となりそうです。
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